5月にもかかわらず県内各地で真夏日を記録する中、小中学校ではエアコンの設置が急ピッチで進められています。そして5月30日に初めてエアコンが動き始めた学校がある一方で、どうしてもこの夏は我慢しなければいけない事情を抱えている学校もあるようです。
名古屋で「今年初の猛暑日」となりました。小中学校などでも熱中症対策を強化しています。
わずか4.3%。これは、北海道内の公立の小中学校における「冷房の設置率」です。コロナ禍でマスクの着用が欠かせない今、学びやの環境改善が求められています。
暑さの影響は学校現場でも…
23日、道内の小中学校などでは、熱中症対策のため26校が臨時休校、271校が下校時間を繰り上げました。
井口七海記者)
「小学校の3階の教室ですが、気温計は33.1℃を示しています。教室内すごく湿度が高くて蒸し蒸ししていて、立っているだけで汗が流れてくるくらい暑いです」。
札幌市白石区の米里小学校。教室にクーラーはなく、暑さ指数は「厳重警戒」の「29」を示しています。
子ども)
「すごい暑い」
子ども)
「耐えられない」「学校の中にクーラーとかないからクーラーとか欲しい」
札幌市教育委員会によりますと、市立の小学校で常設のクーラーがある学校はなく移動式の簡易的なクーラーも3割未満の学校にしか設置されていません。