ばんわあー( ̄▽ ̄)
前回意外に好評だったこの捏造企画。調子に乗って続編お届けします。
までも、1回目の内容が良すぎると、たいてい2回目ってしょーもなかったりしますけどね(^^;)
ま。とりあえず、どぞw
〇インゲン失格(人間失格) 太宰治
人間失格:
他人の前では面白おかしくおどけてみせるばかりで、本当の自分を誰にもさらけ出すことのできない男の人生(幼少期から青年期まで)をその男の視点で描いた小説。
インゲン失格:
都会でのサラリーマン生活に嫌気がさし、会社を早期退職して田舎で農業を始めた主人公が、インゲン栽培にチャレンジするも、出荷の段階であまりの出来の悪さに市場で拒否されてしまい、農業の難しさを身に染みて実感しながらも、次こそはと再度チャレンジする汗と涙と笑いの物語。
〇スパの女(砂の女):阿部公房
砂の女:
社会に属していた人間が、砂の部落という見捨てられた場所で(監禁という形で)暮らし、その中で、極めて単調できりのない反復というものは発展した社会においても同様であることに気づくという物語
スパの女:
転勤で引っ越した近くにある温泉施設に、温泉好きの主人公が定期的に通っていると、そこに必ずいる謎の女性の存在に気づく。
何か物悲しそうな表情を浮かべるその表情に、主人公は徐々に心を奪われていくのだが、実はその正体は・・・
〇miluとバグ(罪と罰):ドフトエフスキー
罪と罰:
頭脳明晰ではあるが貧しい元大学生ラスコーリニコフが、「一つの微細な罪悪は百の善行に償われる」「選ばれた非凡人は、新たな世の中の成長のためなら、社会道徳を踏み外す権利を持つ」という独自の犯罪理論をもとに、金貸しの強欲狡猾な老婆を殺害し、奪った金で世の中のために善行をしようと企てるも、殺害の現場に偶然居合わせたその妹まで殺害してしまう。この思いがけぬ殺人に、ラスコーリニコフの罪の意識が増長し、苦悩する。しかし、ラスコーリニコフよりも惨憺たる生活を送る娼婦ソーニャの、家族のためにつくす徹底された自己犠牲の生き方に心をうたれ、最後には自首する。人間回復への強烈な願望を訴えたヒューマニズムが描かれた小説である。
miluとバグ:
運営サイドに潜入した作者が、独自の視点でその活動状況を分析したもの。
近年問題視されているゲーム内のバグについても、内部での対応状況について、独自の視点で解釈、読み手が理解しやすい形で表現している。
近年まれにみる潜入型ドキュメンタリー作品。
さて、皆さんはどの作品に一番興味をもたれたでし・・ょう・・・か・・( ̄▽ ̄;)
日曜日もよろしくおねがしますm(_ _)m