2年前の引っ越しでかなりの家具家電を処分しました。
ほとんど10年選手ばかりだったのでこの際リストラ、お陰で処分費用に
ウン十万飛んでいきましたわトホホ( ;´д`)ノ|柱|
んで最近メンテナンスしてほぼレストア終了したのがコレ↓
アルプス電気製MD-5500 2001年発売開始の一品。
PCプリンタだって今や家具家電と言って問題ないよね?w
メジャーなエプソンやキャノンなんかが扱ってない
マイクロドライ方式のプリンタです。
テプラとかと同じ方式といえばピンとくる人もいるかな?
カセットタイプのインクリボンを装着して熱転写で印刷します。
今やインクジェット方式が主流の昨今、なぜこんな旧式機を
引っ張り出して使おうとしてるのかと言いますと
コイツ、白色で印刷できるんですよ!
それ以外にも金や銀もOK!
それで何を印刷するのかと言いますと・・・模型に貼る水転写デカールです。
プラモデルを扱ったことがある人にはおなじみなんですが
航空機や車両に貼る整備時の注意書き(コーションと言います)や
レース車両のスポンサーステッカー、痛車のキャラクターなど自作できるんです。
まー、模型趣味の人たちにしか需要のないプリンタなんですね、コイツw
しかも、もう生産してません(T^T)
ドライバすら入手困難でインクカセットも流通してません。
私は生産終了の一報を聞いたときに近場の取扱店で手持ちの資金で
買えるだけのインクを買いだめしておきましたので後20年は戦えますw
ネットで探してみると修理や本家にはなかった色のインクを製造販売してるところが
あり、最悪の場合そこに任せることが出来そうなので自力で整備出来ない状況に
なっても一安心です(^^;。
そんな20年選手のコイツですが、やっぱ経年劣化は免れず
ドライブギアの一つが粉砕していて動かなくなってました。
汎用のギアなら規格に合うものを探せるんですが、コイツはそうじゃなかった。
なので出来得る限り再生して直接採寸、PCで作図して3Dプリンタで出力しました。
右のグレーが出力品。
強度が不安だったんですよね、UVレジンって割れるときはあっさり
パキっと割れるんですよ。
こんな感じで組み込んで
きれいに組み込めて無事動作しました(^^。
とりまなんとかなりました。
印刷頻度は低いのですが、さしあたっての作業には問題なさそうです。
すでに稼働する個体が激減して代替機を買うにも最新家電を
買えるくらいの値段になってるので大事に使っていきます。