https://www.asahi.com/articles/ASR6F71NQR6DTIPE004.html
福岡県警と協定を結び、特殊詐欺防止を呼びかけるNTT西日本とKDDIのチラシ=2023年6月13日、福岡市博多区東公園、西岡矩毅撮影
特殊詐欺グループに固定電話利用者が狙われている事態を受け、福岡県警は13日、電話通信事業者と協定を結んだ。被害防止サービスの普及や防犯の啓発活動といった対策を後押しする。
11日、福岡市博多区の80代女性宅の固定電話に、博多署員を名乗る男から「犯人を取り調べていたら、あなたの氏名と連絡先が浮上した」と連絡があった。「捜査に必要」と銀行口座や家族構成を聞かれた。訪問していた家電修理業者らが詐欺だと気づき、被害はなかった。
博多区内ではこの日、他にも高齢者を狙った電話が2件相次いだ。全て固定電話だった。博多署は、犯人側が個人情報を聞き出し、詐欺の手法を決めている可能性があるとみている。
固定電話狙う割合は増加傾向
県警によると、特殊詐欺で固定電話が利用される割合は増加傾向にある。特殊詐欺の認知件数のうち、固定電話利用の割合は2019年が45%、20年は62%、21年は79%、22年は74%。
今年は5月時点で225件(前年同期比109件増)、被害額3億6496万円(同5568万円増)の特殊詐欺が認知されているが、そのうち約7割で固定電話が利用された。
県警は、固定電話が利用されやすい理由について、詐欺グループが狙う高齢層の契約者が多いことや、電話帳を基に居住者の年齢や家族構成を記した名簿が犯罪グループに流出していることを挙げる。
自動ブロック、AIで検知… 対策サービスも続々登場
こうした被害に歯止めをかけようと、事業者も対策に乗り出している。
「敬老の日」に向けて高齢者とその家族へ特殊詐欺の注意喚起と対策ポイントを発表
https://tobila.com/news/release/p1244/
〜被害者の88.2%が高齢者、接触方法の9割は「固定電話」〜
迷惑電話対策サービスを提供するトビラシステムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社⻑:明⽥ 篤、証券コード:4441)は、特殊詐欺被害の88.2%が高齢者(65歳以上)と、4年連続で増加傾向にあることを受け、9月19日「敬老の日」に向けて、高齢者の方々とそのご家族へ、特殊詐欺に関する注意喚起と対策のポイントを紹介いたします。
警察庁の調査によると、特殊詐欺被害者の95.2%が「自分は被害にあわないと思っていた」と回答しており、特殊詐欺被害にあう人ほど防犯意識が低い傾向があります。この機会に自分や身の周りの大切な人の詐欺対策を見直してみてください。
高齢者の特殊詐欺被害88.2%、狙われる「固定電話」
警察庁の発表によると、2021年の特殊詐欺の認知件数は14,498件、被害額は282億円と、依然高水準で発生しています。同年の特殊詐欺被害のうち高齢者率は88.2%で、4年連続で増加傾向にあります。また、特殊詐欺の犯行の最初に用いられたツールは「電話(88.9%)」が最も多くなっています。親族をかたるオレオレ詐欺では、犯人から被害者への最初の接触方法の97.5%で「固定電話」が使用されています。
総務省による情報通信機器の保有状況調査では、20〜30代は固定電話を保有する人が2割以下と減少傾向であるのに対し、60〜80代は8割以上の人がいまだ固定電話を保有しています。固定電話を利用する高齢者は特に、特殊詐欺のターゲットとして狙われています。

また、トビラシステムズの調査では、固定電話着信のおよそ5件に1件が特殊詐欺や悪質営業・勧誘などを含む迷惑電話であることがわかっています。固定電話を利用する高齢者、特に家族と離れて暮らす方は、固定電話をきっかけに特殊詐欺被害にあいやすい状況にあります。

敬老の日に詐欺対策の見直し、テクノロジー活用で防犯強化を
特殊詐欺は日々発生していますが、自分ごととして捉えている人は少なく、防犯の見直しをする機会も多くありません。トビラシステムズでは「敬老の日」が、身の周りの高齢者の方々に日頃の感謝を伝えるだけでなく、詐欺対策についてコミュニケーションを取る良い機会だと考え、広く呼びかけています。
なお、特殊詐欺は全世代で発生しています。高齢者への一方的な注意だけでなく、ご自身や家族全体で詐欺対策リテラシーを向上させる機会にしてください。
基本的な対策として、電話でお金の話が出たら詐欺を疑い、個人情報やカードの暗証番号などを電話の相手に教えず、一旦電話を切って家族や信頼できる人に相談しましょう。相談できる人が身近にいない場合は、警察相談専用電話(♯9110)や消費者ホットライン(188)などを利用しましょう。
不審な電話に出てしまうと、詐欺師と接点ができ、被害の入口になってしまいます。基本的な対策だけでは完全には防ぎきれないケースに備え、迷惑電話対策サービスなどのテクノロジー活用を併せて行い、不審な電話を根本から遮断して安心・安全な生活を守りましょう。
迷惑情報フィルタサービスについて
トビラシステムズでは、迷惑電話対策サービスを提供しています。大切な人を守るための防犯ツールとして、「敬老の日」の贈り物として、ぜひご活用ください。
固定電話向けサービス
外付け型迷惑電話対策機器「トビラフォン」のほか、ホームゲートウェイのオプションサービスや専用機器不要のネットワーク型サービスなどがございます。在宅時間が長く、固定電話の利用が多い高齢者やそのご家族に、安心して電話をご利用いただけるサービスです。
固定電話向けサービス:
https://tobilaphone.com/landline/

モバイル向けサービス
迷惑電話を自動で警告・拒否する各種モバイルアプリを提供しています。迷惑電話の着信時だけでなく、発信のダイヤル時にも危険をお知らせするため、詐欺被害防止につながります。電話帳に登録していない番号も、トビラシステムズのデータベースと合致する場合は発着信時に事業者名称を表示するので、安心して電話に出られます。
迷惑SMSを検知し、自動で警告表示や迷惑フォルダ振り分けを行う機能を搭載したサービスもございます。フィッシング詐欺の対策としてもご活用ください。
モバイル向けサービス:
https://tobilaphone.com/mobile/
