昭和が平成に変わる頃からぐらいだろうか、この言葉が囁かれるように
なったのは。
その前から『新人類』なんて言葉で表現してたようだけど。
世代が進めば 文化や価値観、持っているものも変わります。
5年も前の家電が時代遅れになる昨今、人の暮らしは
変わり続けるのも致し方ないのではないでしょうか。
様々なフォーマットが生まれ消えていく中で、本当に良いものは
時を超えて生き残っていく、それこそが眞理です。
録音媒体が半導体主体になった今でもレコードが絶滅することなく
レコード針のメーカーに世界中から注文が殺到する・・・
そんな事実もあるわけです。
技術や文化は伝承されず失われると二度と復活できません。
日本刀の作刀技術がその最たる例です。
現代の刀匠たちが必死で再現を試みるも未だ道半ば。
古い、時代遅れと切り捨ててしまう前に そのものの価値を
再度見直す、そういう『ゆとり』こそ現代に生きる全ての
人に必要ではないのではないかと常々思うのです。
『今の若いものは』『昔は良かった』『俺達の頃は』
こんな言葉は今をちゃんと生きてる人からは聞かれることはありません。
過去を懐かしんで今を否定する、そんな視野の狭さが
ジェネレーションギャップを作り出している・・・というか
ちゃんと見えているなら『ジェネレーションギャップ』なんて
ただの錯覚、幻想なんだと言えるんじゃないでしょうか。
・・・多分、万人に理解してもらえるとは思ってないですよ?w
世捨て人のボヤキですから(^^;
いやー久しぶりに堅い文章書きましたよw
物書きになりそこねた昭和の残滓が少し辛口で久々のGA日記でした。