新型コロナワクチンの3回目の追加接種について、ファイザーに続き、モデルナのワクチンが特例承認されました。2回目と比べ半分の量を接種することになりますが、効果や副反応など気になることがあります。効果について厚労省は「半分の量でも十分な免疫が得られると聞いている」と説明しています。
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に関して、15日夜、厚生労働省の部会で、モデルナの承認に向けた審議が行われます。これで3回目の選択肢が増えることになりますが、私たちはどうすればいいのか、詳しくお伝えします。
こちらが県内で2回目接種を終えた人の割合です。約278万人のうちファイザー製ワクチンを打った人は241万人。86.5%にも上ります。モデルナ製を打った人は職場接種や一部の自治体の集団接種だけで、意外と少ないんですね。これに対して、3回目用として3月分までに供給されるワクチンのうち、ファイザー製は60%しかありません。ですので、交差接種をする人が多くなりそうなんです。3回目接種では、モデルナ製は半分の量を注射するなど、2回目までとは違う点もありますが、やはり「モデルナは副反応が強いから心配」とか「同じものを打ちたい」という人が多そうです。県の担当者は「ある程度交差接種が進んでデータが揃ってくるまでは接種率はなかなか上がらないかもしれない」と話しています。