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ウェイネルのMILU日記
タイトル 原料あるのになぜ?バター品薄の訳   おすすめ(9) 2021-12-24 02:21:13

https://ameblo.jp/kanoko-nokonoko-2020/entry-12599708612.html

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、国内消費の約8割を国産が占めるバターが品薄になっている。「大手スーパーでも店頭に並ぶのは数日に一度。この問題を取り上げてほしい」との依頼が特命取材班に届いた。依頼主は「全国の休校に伴って原料の牛乳は余っているという報道もあったのになぜ?」といぶかる。緊急事態宣言は全面解除になっても、バター不足は簡単に解消されそうにない。その理由を探った。

 「供給が不安定となっています」。5月中旬、福岡市内のスーパーの家庭用バターの棚はほとんど空っぽだった。「入荷は数日に一度」との張り紙がある。

 業界団体、Jミルク(東京)の調査では、4月下旬の家庭バター需要量は平年比60%増だった。緊急事態宣言が全国に出されて外出自粛や学校休校が続き、家庭でのお菓子やパン作りで需要が増えたとみられるという。テレビ番組で「バターが免疫力を上げる可能性がある」と放映したこともあり売れ行きに拍車が掛かった。

 国内の乳業メーカーも2割程度の増産に動いてはいるが、家庭用バターはアルミ紙で包んだ上に箱詰めする必要があり、業務用に比べて製造の手間がかかる。生産設備なども今回のような需要の急増に対応できる余力はないという。

 在庫も一定程度あるが、多くはカフェやパン製造で使われる業務用。「需要が急激に増えることはこれまでなかったので、家庭用は潤沢でない」(農林水産省牛乳乳製品課)という。

バターは生乳が余った時期に多く製造

 牛乳は冬から春先にかけて生産が増え、暑さで牛が疲弊する夏場には減る。一方、需要は冷たい牛乳をおいしく感じる夏場に最も大きくなる。生き物である牛が出す生乳は、大幅な生産量調整が難しく夏場の需要に合わせて生産すると、冬場は余る。こうした事情を踏まえ、国内の生乳は消費期限の短い順に、まず飲用として出荷。次が生クリームやチーズなどの乳製品。生乳を分離して作るバターと脱脂粉乳は保存期間が数カ月あり、最後に位置づけられ、生乳が余った時期に多く製造される。

「需要の大きな変動」

 
新型コロナウイルスを巡っては、3月の全国一斉休校で学校給食の需要が突然消失し、行き場を失った。4月に入ると、緊急事態宣言により外食店やホテルが営業を休止、さらに需要は減った。乳業会社は国の要請もあり、余剰乳を使ってバターや脱脂粉乳の増産に努めた。ただ量が多く、大手乳業会社の処理も限界がある。熊本市の弘乳舎は大手がさばけない生乳を3~4月、4千~5千トン引き受けて大量に余剰乳を処理できる業務用に加工した。通常の倍以上で、従業員約50人が自社製品の製造を抑えてフル稼働で対応したという。同社によると、大手乳業会社以外でバターを製造できるのは同社を含め全国に数カ所しかない。

 そもそも、生乳の生産量は人口減少や消費の低迷を受けて減少傾向にある。2018年は728万トンで、08年(798万トン)に比べて約9%減った。08年は穀物相場の高騰で外国製バターも値上がり。その影響で国産バターが品薄になった。生産量が減る中で、急激な需要の変動には対応できない構造的な事情がある。

 乳業会社幹部は「今回は初めての全国での外出自粛で、業務用、家庭用ともに需要の大きな変動があった。われわれは貯蔵が効かない生乳を一滴も廃棄しないことを社会的な使命として、対応に当たっています」と語る。 (岩尾款)
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小麦粉も4月から不足 一元輸入で原料は充足

 
外出自粛による“巣ごもり”で自宅での菓子やお好み焼き作りなどの人気が高まり、小麦粉製品も4月から品薄が続く。緊急事態宣言は解除されたが、インターネットのサイトでは通常の3倍以上の価格をつける商品もある。

 福岡、佐賀両県でスーパーなどを展開する西鉄ストア(福岡県筑紫野市)は店頭に「同じ商品はお一人様1点まで」と掲示して小麦粉などを販売。担当者は「状況は変わっていない。商品によっては個数制限を続ける」という。北九州市小倉北区の同社店舗で買い物をしていた近くの主婦(53)は「緊急事態宣言中は(小麦粉製品が)品切れの日が多かった。最近は、少しずつ戻ってきてはいるが…」と話した。

 小麦粉は安定供給のため米国やオーストラリアから国が一元的に輸入している。外国産小麦の備蓄は国内需要の約70日分あるという。業界の22社が加盟する製粉協会(東京)は「各社、増産している。緊急事態宣言の解除とともに、いつとは言えないが、いずれは落ち着くだろう」とする。 (古長寛人)


バター不足でもなおマーガリンを買わない理由

https://www.foodwatch.jp/strategy/resnandemtn/9039/

お困りの人も多いと思うが、バターが手に入らないのに閉口している。駅前のスーパーでも、車で行くスーパーでも品切れ。冷蔵ショーケースの中はからっぽ。または、マーガリンが嫌と言うほど積み上がっている。バターが並ぶはずのスペースには、次の入荷は何曜日という張り紙だけ下がっているが、その当日もお客が殺到して、バターはあっという間に品切れとなるはずだ。その人だかりに目を血走らせて参加することを想像するだけで具合が悪くなる。

 業務用食材の店に行ってもなかったが、これは仕方がない。日本では、恐らく、「マーガリン」のことを「バター」と言って扱っている飲食店の方が多いからだ。

 むなしい帰途、日本の小売店というものも、日頃「お客様第一」などと言って、そのための「バリュー」だの「バイイング・パワー」だのと大騒ぎしていながら、実力は所詮この程度のものなのだと思い、力が抜ける。消費者が求めるものを開発し、独自の力で品揃えを実現する「マーチャンダイジング」がチェーンストアの使命と言いながら、実際のところは世の中にあるものを買い集めて店に並べて売りつける「マーケティング」しかできていないのが、現実の日本のチェーンストアなのだ。バターという基本的な商材のショートは、彼らの戦略が貧困かつ矮小なものであることを、はっきりと物語っている。

 恐らく、チェーンストアの幹部は、「不可抗力だ」と弁明するだろう。しかし、それはつまり、彼らが将来の商品の不足を予測し、手を打つ力というものは、極めて限定的なものだと告白しているに過ぎない。国内のバターの生産量さえ、満足に左右する力がない。そういう人たちの中に、「日本の農業を再生する」などと鼻息粗く熱弁を振るっている人もいるというのは滑稽と言うほかない。言っていることと、現実の仕事との間に、唖然とするほどの乖離がある。

 この時期、なぜバターの入手が困難になったのか。発端は、この間、飲用乳がすさまじい勢いで売り上げを落としてきたことにある。人々が牛乳を飲まなくなった理由はいろいろあるだろうが、話が長くなるので、今日はその話はしない。ともかく牛乳の需要は落ち、転業・廃業、あるいは規模を縮小する酪農家が増えている。

 一方、中国が乳製品消費国として台頭し、欧米豪の乳製品はそちらに流れはじめた。そのあおりを食って、日本に輸入される乳製品の量が減ったり、価格が上がったりということが起こってきた。別に新しい話ではなく、スーパーの店頭に並ぶチーズなどの乳製品が、価格は据え置きでありながら、こっそりポーションの量を減らし始めたというのは、もう数年前の話題だ。

 そして、そろそろ国産の乳製品の増産をせねばと官民が重い腰を上げかけた矢先、世界的な穀物価格の高騰に見舞われた。減産で青息吐息の酪農家は、高価な飼料に手が出せない。結局、スーパーの店頭からバターが消える事態に至った。

 かたや、「オイルショックのトイレットペーパー騒動のようなものだ」と言いながら、なんだかうれしそうにしている友人がいる。“社会派”のマスコミ陣にとって、人々の不幸はメシの種のという側面もどうしようもなくあるので、この人の笑顔には目をつぶる。かたや、「これはもう焼け跡闇市時代への逆戻り。バターが高級品、ヤミ物資になったんだから」と、これまたうれしそうに言う人もいる。「焼け跡の闇市を歩いたことがあるの?」と聞こうかと思ったが、そうやって“戦争を知らない子供たち”世代の人をいじめるのは品のよいことではないと口をつぐむ。だが、「バターがヤミ物資」ということは、最早否定できない。何しろ、私自身が北海道の田舎の友人に「バター送って」と電話しようかと考えているのだから。

 本当は、つべこべ言わずにマーガリンを使えばいいのだ。ところが、私の家の場合、最近の妻のマイブームの一つがマーガリン有害説。ここでマーガリンを買って帰ろうものなら、「将来のあるわが子を生命の危険にさらす気なの?」となじられる。ならば、食パンをやめて、フランスパンなど買うようにして、バターではなくオリーブオイルをつけながら食べている方が、家庭の平和は保たれる(ほら! 小麦粉、塩、イースト、水だけで作るパンを買えば、またぞろ乳製品の需要が減るのだ)。

 マーガリン有害説、トランス脂肪酸の危険性に関する話題は、なるほどと思わせる点は多い。しかも、ヨーロッパや米国では現実にトランス脂肪酸の使用や販売に規制がかかっている。こうなると、いよいよマーガリンは危険と思わざるを得なくなってくる。

 とは言いながら、発明から100年以上経っているマーガリンの有害説なりトランス脂肪酸への攻撃には、その真偽にかかわらず、どうもうさんくさい気配も感じる。というのは、ヨーロッパも米国も、酪農が盛んな国であり、そこには酪農振興など何らかの政治的な損得勘定=戦略があるのではと勘ぐりたくなるのだ。二酸化炭素排出が地球温暖化を招くとする説が、初期には原子力関連産業によって流布されたと言われているのと、同じ匂いを感じる。

 よしんば、現実にトランス脂肪酸が人体に有害だとしても、ヨーロッパや米国に比べて、われわれ日本人が年間に口に入れるバターないしマーガリンの量というのは、欧米諸国に比べればたかが知れている。

 だから、個人的には、今日現在のところ「いずれ、たいしたことはなかろう」と思っている。しかしそれでも私がマーガリンを買わず、バターの入荷を待っているのは、純粋に家庭内の感情に配慮した戦略によるものだ。私にとってこれは、世界の経済情勢を知ることや科学的真実に迫り、従うことよりも、遙かに優先度が高い。

 食品のマーケティングなりマーチャンダイジングに携わる人は、この種の凡人性にも注目していなければ、なかなか使命を果たせるものではないはずだ。マーガリンを並べてお茶を濁している場合ではない。

カテゴリ:その他 > その他
コメント(7)
oki32 2021-12-24 04:40:37  
本当に今は大変ですよね。物価も高騰するしね。
ラジコン 2021-12-24 05:31:17  
乳製品がぁー@@ (=^・・^=)
まっ黒くろすけ 2021-12-24 06:49:26  
マヨネーズが原料の石油がなんちゃらで値上げとか え?原料石油???
fukurou5 2021-12-24 10:24:53  
何を作りますか?
NORITA 2021-12-24 11:18:39  
ウムウムなるほど㋬㋬メリークリスマス
2021-12-24 14:43:31  
アメリカではコロナ禍で原乳が昨年大量廃棄されたという映像が(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
oldlonlywolf 2021-12-25 14:16:21  
ほおお( ̄▽ ̄)
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