https://freesoft.tvbok.com/win10/launch_non-compatible_software.html
Windows10では、XP時代(特に無印~SP1時代に設計されたもの)の一部ソフトが正常に作動しない場合があります。以下を行うと、それらのツールでも正常に作動させる事が出来る場合もあります。
対処方法
以下のうち、1つで動くソフトもあれば、2~4個のTipsを合わせて利用しなければ動かないものもあります。
ソフトを再インストールする
- Windows 7/8.1時代でも問題なく作動したツールの場合、大抵は上書きインストールで動くようになる。
- インストーラーの設計が古いソフトや、動画/音声コーデック類など。
- 7/8.1→10のアップグレード時、全てのファイルが正常に引き継がれないケースがある模様。
互換性モードを使う
▲クリックで拡大
光学ドライブや特殊なドライバを利用するソフトで有効。
インストールフォルダを変更する
- インストールフォルダを「Program Files (x86)」や「Program Files」以外にしてみる。
- 一部のXPもしくはそれ以前の時代のソフト、起動時にオンラインアクティベートが必要なタイプ、インストールフォルダ内のデータを書き換えるソフトなどで有効。
IMEの設定を変える
▲クリックで拡大
- 「コントロールパネル」>「言語」>「詳細設定」を開く
「入力方式の切り替え」で「アプリ ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」にチェックを入れる。
- 2000~XP時代のソフトや、「文字入力が特殊」なソフト、海外製ソフトなどで有効。
- PhotoShop CS2などで有効
Microsoft OneDrive を無効にする
▲クリックで拡大
- 「作成したファイルを保存せずに終了しようとすると強制終了する」という挙動を示してしまうソフトで有効。
- スタートアップを無効にするだけでも有効。
OneDriveはを完全削除しなくてもOK。
- Metasequoia Ver3.X系などで有効。
不足しているランタイムをインストールする
- 古いVB、C++、DirectXなどは、Windows 10 へアップグレードした後でもう一度インストールしなおすのがポイント。
- Windows 10 Anniversary Update では、Windows 7時代にインストールした Visual C++などは一度全て削除し 再インストールしなければ OSそのものが安定しなくなっていた。
それでも正常に動かないソフトなど
以下は諦めた方が良いもの
手元のソフトでは、XP時代の一部ツールで問題発生。
どう頑張ってもうまく動かせない。
- それでも動かないソフトその1
Windows XP~2000以前の時代の映像・音楽関連のツール。
DirectSound や OpenGL の呼び出し方法が古いと正常作動しない。
(ソフトウェア処理に切り替えるとパフォーマンスは落ちるが作動する)
- DirectSound にWindows 95~98時代の仕様が残っているとアウトっぽい。これらはVista/Windows7 無印の頃から動かない
- OpenGLの処理に Windows XP無印時代の処理が残っているとアウトっぽい。Windows7 SP1でも2014年末ころから動かなくなっている。
- 動かないソフトその2
SecuROM・SafeDisc を利用したゲームソフトなど。
- セキュリティ上の問題で起動できなくなっている。
(これらは2015年9月頃から、Windows7/8.1でも動かなくなっています。)
- 動かないソフトその3
その他特殊なソフト
【Windows 10トラブル対策】昔はできたWindows Media PlayerでのDVD再生ができない
Windows 10には、標準でWindows Media
Playerが搭載されているものの、DVDビデオなどの再生が行えない。これは、DVDの再生に必要なコーデックがインストールされていないためだ。そこで、Windows
10でDVDを再生する方法を紹介しよう。
Windows 10のWindows Media PlayerではDVDビデオが再生できない?
Windows 10では、DVDビデオの再生に必要なDVDコーデックが付属しなくなったため、Windows Media PlayerでDVDビデオが再生できなくなった。DVDビデオの再生には、別途DVDプレーヤーアプリのインストールが必要になる。
Windows OSには、以前から音楽や映像を再生/取り込みが行えるアプリケーション「Windows Media
Player」が標準で搭載されている。ただ、Windows 7からWindows
10に移行すると、DVDやMPEG-2のビデオが再生できないことに驚くのではないだろうか。
実は、Windows 8以降からDVD(MPEG-2)の再生に必要なDVDコーデックが付属しなくなったからだ。DVDコーデックは、DVD
CCA(Copy Control Association)から有償でライセンスを得る必要があり、Windows
Vista/7の頃はMicrosoftがライセンス料を負担していた。
しかしMicrosoftは、CD/DVDドライブを内蔵するPCが減ってきていること、CD/DVDドライブを内蔵するPCではサードパーティー製のDVDプレーヤーアプリが搭載されているケースが多いこと(その場合はライセンス料が二重に支払われていることになる)などから、Windows
8以降はDVDコーデックの付属を止めてしまった。
そのため「Windows
10」では、デフォルトではDVDの再生を行うことができない。資料用のDVDビデオなどを再生する場合には、別途、DVDプレーヤーアプリのインストールが必要になる。そこで本稿では、幾つかのDVDプレーヤーアプリのインストール方法を紹介する。
DVDプレーヤーアプリをインストールする
前述の通り、Windows
10ではデフォルトではDVDコーデックがインストールされておらず、DVDビデオなどの再生が行えない。ただし、DVDドライブを内蔵するメーカー製PCでは、サードパーティー製のDVDプレーヤーアプリなどがインストールさており、DVDコーデックが存在する可能性もある。
DVDプレーヤーアプリがインストールされていないか確認するには
手元にあるDVDビデオをDVDドライブに差してみて、DVDプレーヤーアプリが起動せず、DVDが再生できないことを確認してから、DVDプレーヤーアプリのインストールを行った方がいい。
通常、DVDプレーヤーアプリがインストールされると、[コントロールパネル]の[自動再生]の「DVDムービー」欄にそのアプリが登録され、DVDの自動再生が有効になっている。そのため、DVDビデオを差すと、既定のDVDプレーヤーアプリが起動するので、その有無でDVDプレーヤーアプリがインストールされているかどうかの確認ができる。
DVDプレーヤーアプリがインストールされているか確認する
[コントロールパネル]の[自動再生]画面を開き、「DVDムービー」のプルダウンリストを開いてみる。ここの「DVDビデオの再生」にアプリ名が表示されていない場合、DVDプレーヤーアプリがインストールされていない可能性が高い。アプリ名が表示されている場合は、既にDVDプレーヤーアプリがインストールされているので、DVDビデオの再生が行えるはずだ。
DVDビデオが再生できないことが確認できたら、DVDプレーヤーアプリをインストールしよう。前述の通り、DVDコーデックは有償のライセンスによって提供されているため、DVDプレーヤーアプリの多くは有償となっている一方で、なかには広告モデルなどにより無償で提供されているものもある。以下では有償と無償のプレーヤーを、幾つか取り上げよう。
Microsoft製のDVDプレーヤーアプリ「Windows DVDプレーヤー」
サードパーティー製のDVDプレーヤーアプリと比較すると、機能は豊富とはいえないが、Microsoft製ということで安心感がある。価格は1750円(税込み)でMicrosoft
Storeからインストールが可能だ。映画の本編の再生はできないが、無料試用版も提供されているので、動作確認を行ってから購入することも可能だ。
無償のDVDプレーヤーアプリ「VLC media player」
無償のDVDプレーヤーアプリとして最も有名なのは、VideoLANが無償で提供している「VLC media
player」だろう。VideoLANは、NPO(非営利組織)で、寄付財源としてアプリケーションの開発と提供を行っている。Windows
OSだけでなく、macOSやLinux、Android、iOSなどさまざまなプラットフォームに対応しているのも特徴だ。
Webブラウザで以下のWebページを開き、[ダウンロードVLC]ボタンをクリックすると、インストールパッケージがダウンロードできる。原稿執筆時点のバージョンは、「VLC 3.0.11」である。
VLC media playerをインストールする(1)
VideoLANのWebページを開き、[ダウンロードVLC]ボタンをクリックする。