最近の年賀状の発行枚数の推移は、2003年が過去最多の44億6000万枚。ここから年々減少し、来年用に関しては16億4000万枚となっています。過去最多だった20年前より60%以上減っているんです。一体なぜなのか。
「年賀状の送り方」として20代~50代の男女1000人へのアンケート調査を見てみましょう。複数回答が可能なんですが、「はがきで送る」の他に、「LINE」「電子メール」「SNS」という回答も一定数います。
新年の挨拶の仕方が多様化しているという事なんですが、注目すべきはこちら。そもそも「年賀状は送らない」と答えた人が4割以上に上っているんです。こうした状況に最近「年賀状じまい」という言葉が聞かれるようになりました。
その名のとおり、「年賀状のやり取りを辞める」という意味です。
東京都内の郵便局でけさ、年賀状の配達出発式が行われました。
年賀はがきの発行枚数は前の年から25%減らし、10億7000万枚となっています。日本郵便は去年10月に年賀はがきを63円から85円に値上げしていて、利用者が減ると見込んでいるためです。
メールやSNSの普及もあり、発行枚数は14年連続の減少です。
だんだん年末年始の特別感がなくなってきたな
もう普通の日となるのかもしれない
需要が減っているのに値上げしたら送るの止める人増えますよね 近く年賀状は完全消滅する。
今の日本人には昭和みたいな時間のゆとりがないんだよ。85円は高い。値段上がりすぎ。
配達料金を値上げして多少の減数は予測してたんだろうが、この減り方は日本郵便としても衝撃だろうな。
しかも、年賀状終いの為、今年度を最後に年賀状を出した世代も多くいるだろうし、根付いた文化が廃れ始めると需要はもう戻らんのよ。
愚かな経営判断をしたなぁ。
これに加えて、人件費とガソリン価格は高騰し、長距離輸送を委託している民間の運送会社からは値上げ交渉も止まないだろうし、クロネコヤマトの配送も白紙に戻ったし、経営状況は火の車だろう。