ライセンス認証しないとどうなるか
今後のライセンス認証に注意が必要です!
●現在Windows10以上で使用しているPCはとりあえず問題無し
Windows7,8から10以上にアップグレードした方で一番心配になるのは今使用しているPCが突然ライセンス認証されていない状態になる事ではないでしょうか。
しかし、既にWindows10以上にアップグレードしてあるPCはそのまま使用する事が可能です。
また、OSの再インストールが必要になった場合でもデジタルライセンス認証がされていれば問題無く認証が通る様です。
※オフラインのPCでデジタルライセンス認証がされていない場合はWindows10以上の再インストールは認証が通らなくなります。ご注意下さい。
元々のWindows7,8の再インストールは可能です。
現時点でWindows10以上にアップグレードされていないPCはWindows7,8のプロダクトキーで認証が通す事は不可能
まだWindows7,8のままのPCをWindows10以上にアップグレードをしたり、
未使用のWindows7,8のプロダクトキーを使ってWindows10以上の認証を通す事は完全に不可能になっています。
●故障による修理やパーツ交換を行う場合は注意が必要
故障による修理やパーツ交換を行う場合、交換する部品によっては別のPCという扱いとなりライセンスの再認証が必要になります。
最初からWindows10以上がインストールされていたPCは問題無く認証が通りますが、Windows7,8からアップグレードしたPCは認証が通らなくなってしまいます。
この場合出来る事はWindows7,8でOSを入れ直すか、Windows10以上を購入するしかなくなります。
メーカー修理を依頼した場合もメーカーが保証しているのは出荷時の構成に復旧する事ですので、
ライセンスの再認証が求められてしまう場合Windows10以上に戻す事は不可能と言われてしまう事が殆どだと思われます。
特にマザーボード交換をする場合は高確率で再認証が必要になりますので注意が必要です。
複数の部品をまとめて交換する場合も注意が必要です。
●マイクロソフトアカウントとの紐付けをしていても変わらない様子
現在はマイクロソフトアカウントを登録している場合、使用しているOSのプロダクトキーがマイクロソフトアカウントに紐付ける事が可能です。
今回の情報が出てきた際にWindows10以上にアップグレードした上でマイクロソフトアカウントと紐付けしてあれば、
ライセンスの再認証が求めらたとしても紐付けしたマイクロソフトアカウントにサインインすれば認証が通るのではないかという予測がありました。
しかし、実際には再認証が求められてしまった場合はマイクロソフトアカウントとの紐付けがされていてもWindows7,8のプロダクトキーで通すのは不可能の様です。
●仕方なくWindows10以上のライセンスを購入する場合、使用中のエディションに注意
ライセンスの再認証を求められてしまう事態になり、仕方なくライセンスを購入する場合、使用中のエディションがHomeなのかProなのかに注意が必要です。
現在使用中のエディションがProの場合、Homeを購入してもライセンスの再認証は通りません。
今後Windows7,8よりアップグレードしたPCで故障が発生した場合にライセンス認証が通らないというトラブルが多発する可能性があります。
また、自作PC等ご自身でパーツ交換をされている方は昔から使っていたプロダクトキーが使えなくなる恐れがあります。
自作PC等の場合は改めてWindowsのライセンスを購入するしかないと思います。