メジャーどころだとグリムやイソップ、アンデルセン。
日本だと御伽草子がそれに当たるかなぁ。
アチラコチラで親から子、子から孫へと口伝で伝えられた
寓話を編纂したものなので地域によって差があったり
深読みすると当時の事情が見えてきて、背筋が寒くなったりシます。
グリム童話も現代のものはかなりアレンジされてて
元の姿は結構怖かったりw
めでたしめでたし、の後どうなった?と追求し始めると
・・・調べなきゃよかった、と悔やむこともありましたわ・・・いやマヂで。
私が気に入ってるエピソードにこんな話があります。
イソップ童話の編纂者、イソップは若き頃、奴隷の身分でした。
ある時、奴隷を購入しに来た男がイソップたち3人に
買ってほしくば自己アピールせよ、何ができるのだ?
と聞いたところ
男A「アレとコレとソレが出来ます」
男B『出来ぬことは皆無です」
とやや誇張はあるものの自分こそ購入する価値のある奴隷であると
アピールする中、最後にイソップはこう言った。
『何も出来ません! あの二人がみんな取ってしまいましたから」
とっさに効かせた機転に頭の回転の速さを感じた男は
イソップを購入し、厚く遇したとのことです。
購入した男も価値あるもの(人)を見抜く目を持っているからこそ
できることでもあります。
こういう人に仕えることが出来たら能力を遺憾なく発揮できるんでしょうねぇ・・・
まあ無い物強請りですけどネ(^^;。