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こんな方はヘアカラーをしてはいけません」!?
以下は、一般的なヘアカラー剤(酸化染毛剤)の箱の中に入っている注意事項を抜粋したものです。
美容師さんの中には
「厚生労働省が認可しているものだから、安全でしょ?」
という方がいます。
しかし、ヘアカラー剤(酸化染毛剤)は、医薬部外品という種類で、有効成分(ヘアカラー剤の場合、酸化染毛剤の部分)が配合されていて、医薬品に近い商品です。
そのため、薬に副作用があるように、使用上の注意が厳重にされています。
ヘアカラー剤を使うことで、身体に悪影響を及ぼすことを、厚生労働省はちゃんと知っていて、だからこそ、注意事項として記載しています。
では、なぜこのような注意事項があるか、説明していきます。
①生理中・妊娠中・妊娠の可能性のある方は染めてはいけない
東洋医学や、インド伝承医学アーユルヴェーダでは、頭皮とホルモン系の内臓(女性の場合、子宮や卵巣)と経絡(けいらく)でつながっていると言います。
頭皮に付着したものは、40分後には子宮に到達するとも言われています。
以前記事にも書きましたが、私たちは様々な化学物質を皮膚から吸収(経皮吸収)していますが、経皮吸収率は腕の内側を1とした場合、頭皮は3倍にもなります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
頭皮の【経皮吸収】って怖い!?
先ほどの記事のこと、要するに、頭皮から有害物質、毒性物質が含まれたヘアカラー剤が吸収されて、ホルモン系の内臓に悪影響を及ぼすということを、国はちゃんと知っているわけです。
ですから
生理中・妊娠中・妊娠の可能性のあるかたは染めてはいけない
と記載してあるんですね。
②病中の方、病後回復期の方
これも、先ほどの経皮吸収のことを考えれば理解できることです。
さらに言うと、私たちは皮膚だけでなく、空気中からも化学物質を吸引しています。これを〔経気道吸収〕と言います。
最近〔香害(こうがい)〕と言われ、柔軟剤などの合成香料で、化学物質過敏症になり、様々な症状を引き起こすことが問題になっています。
香害についてはこちらの記事をご覧ください
「柔軟剤」を使わずに「天然でいい香り」をつける方法
実はヘアカラー剤も《揮発性(きはつせい)》があるため、ヘアカラーをしている間、ヘアカラー剤を吸っているようなものです。
体調が悪い人が吸ったら、更に体調が悪くなるのも、容易に想像がつきます。
③腎臓病・血液疾患などの既往症がある方
いったいなぜ、こんなことが書いてあるのでしょうか?
それは、ヘアカラー剤に配合された成分の中に、腎臓や血液に対してよくないものが入っているからです。
腎臓の役割は
・尿をつくる
・ホルモンをつくる
・血圧を調整する
・血液(赤血球)をつくる働きを助ける
・体内環境のバランスを整える
健康であるために、大切な臓器ですが、では、腎臓病でなければ、大丈夫なのでしょうか?
ヘアカラーをすることで、腎臓に負担がかかるという意味ではないでしょうか?
④出血が止まりにくい人
ヘアカラー剤の中の配合成分の中には〔溶血性〕という毒性のある成分が入っています。
そのため、血液が止まりにくい人は染めてはいけませんよ~~~と親切に書いてあります。
先ほどから同じことを言いますが、では、健康な人であれば、身体に全く影響はないのでしょうか?
とてもとても疑問です。
⑤体調不良の症状が持続する方
もう本当に、ここまで丁寧に書いてあります。
ここまで丁寧に書いてあるので、もしも、ヘアカラーをして、体調を壊したりしても、国もメーカーも保証はしませんよ~と言うことです。
メーカーに「ヘアカラーをしてかぶれた!」と言っても、「注意事項をちゃんと読みましたか?」と言われるだけです。
その他にも「換気をよくしましょう」とか「目に入らないようにしましょう」(目に入ると、角膜損傷の恐れがあるからです)…など、色んな注意事項が丁寧に書いてあります。
ご自身でヘアカラーをするときはもちろんのこと、美容室で染めてもらうとき、一度美容師さんに確認してみてはいかがでしょうか?
多分、かなり、嫌な顔をされると思いますが、せめて、美容師さんはちゃんと知っておいて欲しいですよね。
今回は白髪染め・カラー剤に含まれる危険な成分4つとおすすめヘナカラーを紹介しました。
白髪染めやカラーリング剤にはたくさんの化学物質が入っています。
消毒剤で炎症を起こしていたり、
ジアミン系物質で免疫が過剰に反応していたり・・
一度、免疫が過剰に反応すると抗体ができてしまい、
やればやるほどひどくなっていきます。