http://www.fixhome.jp/blog/narazaki/%E6%90%BA%E5%B8%AF%E3%82%84%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%AE%E9%9B%BB%E6%B3%A2%E3%81%8C%E7%B9%8B%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%8F%E3%81%84%E5%AE%B6%EF%BD%9C%E6%A7%8B%E9%80%A0%E3%82%84%E5%BB%BA/
5Gのサービスがスタートし、大容量の高速データ通信が可能になり、長時間の動画も一瞬でダウンロードできるようになり、ストレスなく観ることができるようになってきました。対応エリアも順次、広がっていくと言われています。
住み心地はもちろんですが、最新の設備で快適に過ごせるはずの自宅で、今やライフラインの一部になった通信手段が、新築した家の構造や建築材料によって影響を受け、携帯電話やスマホが繋がりにくくなったという話しを聞くことがあります。
そこで今回は、そもそも電波受信状況が悪いエリアでもないのに、自宅にいる時に携帯電話やスマホが繋がりにくくなる原因について言語化しておきたいと思います。ぜひ新築時の構造、材料選定の際には知っておいていただきたいことになります。
住宅の構造による違い
住宅の構造部分は、大きく分けて、木造、鉄骨造、鉄筋音クリート造があります。その中でも木造は電波を通しやすく、影響は受けにくいと言われています。また鉄骨造、鉄筋コンクリート造の順で電波と通しにくくなり、大きな影響を受けやすくなります。
外壁の素材による違い
家のイメージを大きく左右するポイントの中で、外壁の占める割合は非常に高いと言えます。また、どのような材料で仕上げるかにより、カッコよくも可愛らしくもなります。しかし、その材料選定によって、電波の受信状況が変わると言われています。
木質系(杉の焼き板)や一般的に使用されているサイディングは、比較的、電波を通しやすく影響は受けにくいとされています。次にモルタル(塗り壁、吹き付けなど)やALCパネルの外壁だと、電波を遮りやすくなります。
最近、スタイリッシュなカッコいいデザインを好む方の中で採用率が高い、金属系外装材であるガルバリウム鋼板の外壁材や屋根材は、スマホの電波を反射してしまうことで、受信状況に大きな影響の出る可能性がありますので、採用には注意が必要です。
断熱材による違い
次に断熱材によっても、電波の受信状況が違いますのでご紹介しておきます。まず、ウレタン系の断熱材は、電波を通しやすい傾向にありますが、中には断熱効果を高めるために、アルミ箔を張り付けた断熱材もあり、材料の種類によっては遮りやすい断熱材もあります。
またグラスウールやロックウールといった、住宅でよく使用される断熱材は、電波を遮りやすい傾向にありますので、その点は理解しておくべきです。
窓ガラスによる違い
基本的に、外壁や断熱材は電波を通しにくいため、外部からの電波は窓ガラスを通して受信していると考えた方が良いと思います。
一般的なガラスは電波を通しやすく、受信状況には影響が少ないですが、防火地域の網入りガラスや、最近では多くのエコ住宅に使用されていて、断熱効果を高めるために特殊金属膜でコーティングされているLow-Eガラスは、実は電波を通しにくいとされてます。
最後に改善と対策
電波受信状況の改善や対策で、一番簡単な方法は少し窓を開けることです。しかし夏場や冬場に窓を開けながら出ないとスマホが繋がりにくいなんていうのは不便極まりないです。
そこで、現在使用されているキャリアから、フェムトセルやレピータなどを借りて受信状況を改善する方法があります。フェムトセルやレピータは、各キャリアから無償で借りることができます。まずはキャリアに電波受信状況がよくないので見に来て欲しいと連絡してみましょう。調査員さんが来て、電波の強さを測定してくれます。
実は僕の家は、外壁や断熱材などによるものではなく、自宅の向かい側に図書館の大きな森があるために、電波受信状況が悪く、キャリアに相談して無償でつけてもらいました。すると家の中でもストレスなく使えるようになりました。
住宅の高気密高断熱化と合わせて、スタイリッシュなデザインの家を建てたいという方は、ぜひ参考にしてください。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。
人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。
携帯電話が使えない新築マンションがあるなんて
https://www.sumai-surfin.com/lab/experience/shikujiri-fudousan/article/?id=80
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新築マンションを購入しましたが、電波が悪く、電話が繋がりにくいところが不満です。そもそも今の時代、電波が悪い場所があると思っていなかったのと、市内なので問題はないだろうと思っていたことが間違いでした。固定電話がなく、携帯で電話する事が多いため、通話が頻繁に途切れて困っています。新築でも造りによっては電波が入りにくい場合があるそうで、周りにはマンションが多く建っているためよけいに受信しにくくなっているようです。そういった事を調べてから購入を検討すれば良かったと感じています。
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立地、値段も大事ですが、住んでから必要になるものを書き出しておいて、それに対して徹底的に調べ、納得いくまで担当者に聞くべきです。
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実際に住むことを想像して、購入を検討していくべきです。新築マンションの場合、購入前に現地に行くことは少ないかもしれませんが、実際のマンションの場所に足を運ぶだけでも違った印象を持つのではないかと思います。
以上のことをサイトを見てわかりましたがこれって玄関で携帯で会話するとかしかないですね。冬になったらどうするのかな?