https://www.nichepcgamer.com/archives/windows10-and-windows11-printer-problems-autumn-2021.html
不具合概要
プリントサーバーで定義された印刷プロパティが、クライアントPCに正常に反映されない場合があります。結果、サーバー上で定義されたカスタム設定(両面印刷設定など)が自動的に適用されずに、デフォルト設定で印刷されてしまいます。この不具合はプリントサーバーに固有するもので、一般的なネットワーク印刷には影響しません。
この不具合は、プリンターのプロパティを含むデータファイルの構築が不適切なために発生します。このデータファイルを受信したクライアントPCは、ファイルの内容を使用することができず、デフォルトの印刷設定で印刷を行います。デフォルトの印刷設定を使用し、クライアントPCに提供するカスタム設定がないサーバーは影響を受けません。
IPP (Internet Printing Protocol)プリンターのインストールが正常に完了しない場合があります。なお、IPPは家庭用機器ではあまり使用されていません。この不具合の影響を受ける印刷環境は、主に企業や組織です。
なお、この不具合が発生するプリンターの接続方法は、家庭用機器ではあまり使用されていません。この不具合の影響を受ける印刷環境は、主に企業や組織です。
対処方法・回避策
プリンタードライバをクライアントPCにインストールしてください。またはクライアントPC側で手動で印刷設定を行ってください。
AMD CPU+Windows 11ユーザーは注意、特定アプリでパフォーマンスが大幅に低下
米AMDは、「Ryzen」CPUを搭載したシステムで特定のアプリケーションを実行した場合に、Windows
11のパフォーマンスにばらつきが生じることを明らかにした。Windows 11は「Zen+」アーキテクチャー以降のAMDプロセッサー(Ryzen
2000シリーズ以降)をサポートすると公式にアナウンスされているが、当面はアップグレードを避けた方がよさそうだ。
同社のサポートページによると、Windows
11環境下ではL3キャッシュの遅延(レイテンシ)が大幅に増加してしまうことがあり、とくにメモリサブシステムのアクセス時間でパフォーマンスが左右されやすいアプリケーションに影響が出ている。パフォーマンス低下は3%~5%になると見積もられているが、eSportsによく使用されるゲームでは10~15%に達することもあるという。
現在、同社はMicrosoftと協力して問題の解決に当たっている。2021年10月に提供予定のWindowsアップデートで解決される見込みだ。
また、電源制御機能「UEFI
CPPC2」のスケジューリング機能にも問題が発見されており、プロセッサーの最速コアにスレッドを優先的に割り当てない問題が確認されているとのこと。シングルスレッドもしくは少数のCPUスレッドのパフォーマンスに依存するアプリケーションに影響があり、とくにTDP65W以上で8コア以上のプロセッサーでパフォーマンスが顕著に低下する可能性がある。
この問題に対処するためのソフトウェアアップデートは現在開発中で、2021年10月中に提供を開始する予定だという。