During the first run experience, the customer is presented the
opportunity to keep or discard the imported data. This data is discarded
if they choose not to proceed with the import. If a customer terminates
the new Microsoft Edge browser prematurely during the first run
experience (e.g. using Task Manager), residual data may not be fully
deleted. We recommend customers not shut down the setup process
prematurely to ensure an expected result.
UBO の「Chromium」版は(Firefox 版とは異なり)機能不全を強要される「半端な仕様」ですが、UBO の開発者(Raymone
Hill)は、Microsoft
公式の拡張機能ダウンロードサイトから追加できる「UBO」が、「改ざん」された「不正品」にすり替えられていることを発見し、2週間前に調査結果をツイートし、同日に
Microsoft に対し「不正」を通報しました。
2週間を経ても進展はなく、不正品が利用可能な状態のままです。
その不正品をインストールすれば、ユーザーがアクセスしたすべてのページの「div dot show/alink」に「iframe」が挿入されます。
twitter.com/gorhill/status/1329831114119254026
※ UBO の「Chromium」版については、Raymone Hill は「開発サポート」の打ち切りを宣言しています。
https://freesoft-100.com/review/comment/17897/
関連情報:
https://www.ghacks.net/2020/11/23/be-careful-when-you-install-microsoft-edge-extensions-from-the-microsoft-store/
Microsoft が「Chromium」ベースに切り替えた理由は、
『Microsoft 製のブラウザに追加可能な拡張機能が(質、量ともに)貧弱すぎて、Google や Mozilla に太刀打ちできなかったこと』が公式見解でした。
「Chrome ウェブストア」で頻発している「不正品」の嵐(コメントに追記します)が、「extensions for Microsoft
Edge」にも波及しており、結果として Microsoft の杜撰さ(不十分な審査プロセスと即応力のなさ)が露呈しています。
Google は、拡張機能の審査を「手動」で点検せず、AI(人工知能)に依存しています。
AMO(addons.mozilla.org)では、AI 依存を打ち切り、専任者が手動で徹底した点検をする手法に改め、以降、不正品が根絶されています。
「Edge」ブラウザ向けの Microsoft 公式の拡張機能ストア(extensions for Microsoft Edge)で、再び、開発元から「不正品が掲示されている」との通報がありました。
https://www.ghacks.net/2020/12/01/microsoft-has-a-fake-extensions-problem-in-its-microsoft-edge-store/
Microsoft は「フラグ処理をし、ダウンロードをブロックする」対応を取りましたが、
根本的な「拡張機能の審査プロセスの改善」には未着手で、
「通報があったものだけを事後処理する」お茶を濁した対策に終始しています。
たとえば、人気のある「uBlock Origin」は、「Firefox」のみが正式なサポート対象であり、Chromium
のサポート対象外です。つまり、このような非公式版の拡張機能で、Chromium で発生したインシデントについては開発元は責任を負いません。
あくまでも、このような事件の当事者(責任の所在)は Microsoft ストア(extensions for Microsoft Edge)にあり、これは「レビュープロセスと危機管理スキル」の欠陥です。
https://freesoft-100.com/review/comment/19544/
営利企業(Microsoft、Google)では「ユーザーの利益よりも株主が最優先される」ため、コスト対収益性の観点で「拡張機能の管理」のコスト(労力と費用)は制限されています。
Google は、コストをかけないシステムとして「AI」依存を追求しています。インシデントが発生した場合であってもコストのかかる対策は採用しません。
Google
は拡張機能のレビューを「手動で」チェックせず、AI(人工知能)に依存しています。一方、AMO(addons.mozilla.org)では「AI
への依存を打ち切り、専任の担当者が手動で徹底的な点検をする手法に変更」して以降、不正品は根絶されています。