2021年は「節約」にもチャレンジしてお金の貯まる年にしたい
いざ節約! まずはじめに実践したこと
私は「節約といえば食費」というイメージが強かったので、まずは食費からとりかかりました。仕事へは弁当とマイボトルを持参することに。通勤で持っていける水分の量は限られていたので、会社にもお茶パックを常備し作れるようにしました。また、元からですがコンビニにはほとんど行かないようになり、無駄遣いを防ぎました。
実は、節約を始めたばかりの頃は「朝昼晩の食べる量を減らす」という間違った節約もしたことがありました(笑)。その他にも、買い物時に安い食材ばかり選んで購入していた時期も。
節約がうまくできるようになってからは、体が資本なのでちょっとだけこだわった食材を選んでも他で調整し、充実した食生活がおくれています。
買い物の仕方を変える
節約を意識した私が次に実践したのは、食材や日用品などの買い物方法を変えることでした。それまでは無計画に買い物をしていましたが、買い物前にチラシなどを見て、なるべく特売日に行くように行動を変えました。「〇%OFF」の日に買い物へ行くと「同じものを買っているのにこんなに金額が変わるものか」と、驚いたのを覚えています。
家計簿をつける
ここでやっと家計簿が登場します。しかし家計簿をつけようと決意するも、家計簿のつけ方や振り返り方がわからなかった私は、お財布から出した金額(クレジットカード払いも含む)のみの記録を、ただつけていただけでした。でも"やりくり"とは、収入で賄うべき支出全てを把握してこそだと思い、全支出の洗い出しを実行。ローンなども含む(=普段の財布からは出さない)全支出に対し、どのようにやりくりしていこうかと考えるようになりました。
ちなみに、ただ記録だけをしていた時代からも得たものはありました。それは自分の好みを知り、どういった種類の家計簿(ノート、エクセル、アプリなど)が自分に合っているかが理解できたことでした。
買うものを見極める
節約意識が高まると、自然に買い物頻度や額も減りました。特に洋服などは、今あるものにきちんと向きあい、いるかいらないかを見極めるように。節約ができるようになった今、過去を振り返ってみると、欲しいと思ったらすぐに買っていた自分が信じられません(笑)。どうして同じような服を持っているのだろうと過去に買った服を見て驚くこともしばしばあります。
固定費を見直す
固定費の削減は節約の基本。1度見直せばしばらくは見直さなくても良く、額も大きいので最も効果的な節約だと言っても過言ではありません。しかし、私は「ちょっと大変そうだな……」という意識から腰が重く、なかなか動けませんでした
私は固定費は後回しにして、上述した自分にできることから始めました。「これを絶対にやらないといけない」と思いすぎ、他のことにチャレンジできないのはもったいないです。私のように"自分にできそうなところから"チャレンジするのも良いですし、固定費の見直しがパッとできるのであれば、最初にしておくと良いかもしれませんね。
ポイントを活用する
ある程度支出が抑えられるようになってからは、ポイントを上手に貯めて使うことにも目をむけました。ちょうどSNSで「ポイ活」がもりあがっていたのがきっかけです。ただ、私のポイ活はポイントサイトで稼ぐといったものではなく、今利用しているポイントをどう貯め、どう使えば有効活用できるのかをしっかり考えるものでした。
これについて考え実践しただけでも、以前よりポイントが貯まるようになりましたし、ポイント利用で0円支出(実費がかからない支出)が増えました。
スマホ代について「高い」と感じてはいるものの、「なぜ高いのか」について考えている方はあまりいないかもしれません。中には「スマホ代は高いものだからしょうがない」と思っている方もいるのではないでしょうか。
まずは、スマホ代が高くなってしまう理由について見ていきましょう。
スマホ代の平均額とは
総務省が発表している「平成30年版 情報通信白書」によると、一般家庭が年間で支払っているスマホ代・携帯代は100,250円でした。これを12ヶ月で割ると、1か月あたり8,354円という計算になります。
また、ソニー生命保険が発表している「スマートフォンに関する意識・実態調査2019」では1ヶ月あたりのスマホ代は6,401円という結果が出ています。
ただし、この調査では「10,000円以上」と答えている回答が18.9%と約2割近くもあり、平均額を大きく上回ったスマホ代・携帯代を支払っている世帯も少なくないのかもしれません。
スマホ代はなぜ高い?
契約時のオプションに入ったまま
大手携帯電話会社で契約する際に、「最初にこのオプションに入っておくと割引が適用される」「契約時にしか加入できないので、とりあえず入って必要なければ外せばいい」などといわれた経験はありませんか?
こうしたオプションは「とりあえず入る」まではよいものの、しばらくして外すのを忘れ、入ったまま時間が過ぎていく――という結末になりがち。
「外す方法もよくわからないので、そのままほったらかしにしている」という方も多いのではないでしょうか。
こうしたオプション一つひとつは数百円程度と大した額ではないかもしれませんが、複数入っていたり、何ヶ月も払い続けていたりすると大きな額になります。
月末にデータ容量を追加購入している
スマートフォンをよく使う人にとってつらいのが、月末に訪れる通信制限でしょう。1ヶ月で使えるデータ通信量を使い果たしてしまうと、速度制限がかかり、外出時などの使いたいときにストレスを感じてしまいます。
次の月になれば再びデータ通信量は戻るものの、それまで快適に使えていたインターネットが急に使えなくなるのは非常に不便なものです。
そういった状態を回避する選択肢として、データ容量を追加で購入するという方法があります。
どうしても必要な場合は仕方ありませんが、毎月のようにデータ容量の追加購入を行うのはスマホ代が高くなる原因となります。
通話料が高くなっている
電話をよくする人であれば、通話料がスマホ代を高くしている可能性があります。
かけ放題のプランやオプションに入っている場合は別ですが、入っていない場合、通話料は30秒で20円程度。
これだけ見れば高いようには思えないかもしれませんが、1ヶ月のなかで何度も長電話をしていると、積もり積もって高額になってしまうケースもあります。
スマホ代を節約する方法とは
不要なオプションは解約する
契約時に加入したオプションがそのまま残っている場合は、確認したタイミングでしっかり解約しておきましょう。月額数百円のオプションでも、使わないものにお金を払い続けるのはもったいないですよね。
「解約方法がわからない」「そもそもどんなオプションに加入しているかわからない」という方は、契約したショップで店員の方に相談してみてください。オプションの確認や解約を親身になって教えてくれるでしょう。
契約データ通信量を変更する
データ通信量が毎月余っているようであれば、もう少しデータ容量が小さいプランへ変更することを検討してみましょう。
反対に、毎月データ容量が足らずに追加で容量を購入することが多いのであれば、プランアップを考えた方が結果としてお得になることがあります。
毎月の使い方と照らし合わせて、ピッタリのプランを選ぶことが結果として節約にもつながるでしょう。
通話料金を節約する
もし通話料金の影響でスマホ代が高くなっているのであれば、通話し放題プランへの変更を検討してみましょう。
多くの場合、通話し放題プランは「○分以内の通話であれば月□□回まで無料」「何時間でも何回でもかけ放題」といった二つが用意されています。
「1回の通話は短いけど何回もかけている」のか、「1回の電話が長い」のか。自分がどちらの使い方をしているのかを見極めて適切なプランに加入することで、節約につながるはずです。
また、LINEのような無料で通話できるアプリをインストールして使うのも節約に効果的。
互いにアプリを入れてアプリ上で連絡先を交換しておく必要はありますが、この方法ならお金をかけずに通話を楽しむことができます。
機種変更を考えているなら端末代金でも節約可能
スマホ代が高くなる理由には、プランの料金だけでなく、端末の料金自体が高いことも挙げられます。スマートフォンは最新端末になると10万円を超えるものもあり、非常に高額です。
もし、端末代金を節約したいのであれば、最新機種の中古を購入して使用したり、型落ちの新品を購入したりするのがおすすめ!
中古や型落ちであれば、最新端末とほとんど機能が変わらない準新端末でも比較的安く手に入れることができます。
スマートフォンにかかる料金を節約する方法として最近話題なのが、「格安SIM」です。格安SIMに変えることで、人によっては月々の支払いが半分以下になることも!
ここでは格安SIMについてご紹介していきます。
節約に格安SIMがおすすめな理由
格安SIMがおすすめな理由としてまず挙げられるのが、大手携帯電話会社と比べて料金が安いことです。
格安SIMの多くは高くても基本料金が3,000円ほど。オプションをつけても、5,000円程度で収まる場合がほとんどです。
安いプランでは1,000円ほどで契約することができるため、スマートフォンの「2台持ち」で料金が高額になりがちなケースでも、片方を格安SIMに変えるだけで大きく料金が変わるでしょう。
スマートフォンにかかる料金で悩んでいるのであれば、格安SIMの契約を検討してみてはいかがでしょう