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忘らむて野行き山行き我れ来れど我が父母は忘れせのかも
商長首麻呂(あきのをさのおびとまろ)
父母の事を忘れようとして、野を山を行き、
私はやってきましたが、やはり父母のことは忘れられる事はできません。
そんな内容の歌です
当時ですと今で言えば
遠く離れた異国の地に行くようなものです
生きて帰れるかどうかも判らないのですし
無理やり行かさせるのですから
望郷の気持ちは強くなりますよね