MILUの動作が重い!
グラフィックスメモリが足りてない?!
と思われている方が私の周りにいたので解説を。
下の画像はPassMarkというグラフィックチップの性能を比較したサイトから抜粋したものです。
私がよくMILUの露店で出しているPCは・・・
GeForce210M(256MB)。2009年製のノートPCをSSDに交換しています。
一方でプレイに使っているのは・・・
IntelHD3000が入っている2012年ごろのノートPC
そして、お仕事で使っているのは
Intel HDGraphics 620
それぞれスコアを見ると・・・(大きい方が良い)
MILU推奨は146
露店PCは174
プレイは314
お仕事は624!!
↑画像加工をしてると、これでも足りない時が出るのだけれど(^^;
十二分に今のグラフィックスチップの性能は足りているんですよ。
MILUは32bitアプリなのでメモリは最大でも2.4GBくらいしか使えません。
↑32bitで扱えるメモリは最大でこれくらいです。
Windows10では平均2GB程度のメモリを使うので4GBあれば十分なのです。
それ以上は・・・
アプリの仕様上”オーバースペック”です。
で、何が問題になっているかというと・・・
”仮想メモリ”というシステム。
先ほど説明した通り、MILUはどうあがいても2.4GBまでしかRAMのメモリを使えません。
ですが、ゲームを行っているとメモリが2.4GBでは足りなくなってきます。
机の上に本が山積みになっているような感じですね。
そこで、仮想メモリという倉庫にあまり使わないデータを書き出しています。
使う時だけ、机に引っ張り出してあとはまた片付けておく。
この繰り返しの時間が多くなることでデータの読み書きの速度が遅くなって、ゲームが重たくなるのです。
一般にメモリは1秒間に遅くても10GB程度の読み書きが可能です。
ですが、HDDだとどうあがいても100MB。平均して50MBくらいの速度でしか読み書きができません。
少なく見積もっても速度差なんと100倍・・・
一方でSSDはというと・・・
遅くても現在だと600MB程度が当たり前の時代です。
最も、チップセットの方が読み書きが追い付いていなくて
2010年ごろまでだとSATA規格なので約150MB、
2012年頃はSATA2.0規格なので約300MB、
2013年ごろからSATA3.0なので約600MB
↑時期が多少ズレてるかもしれないけれど、その辺は調べてみてね(^^;
※メーカーが安く作るためにあえて古いモジュールを使って製品にしているものあるからね。
というように、ドンドン読み書きの速度は上がっています。
つまり、ゲームがサクサク動くという事です。
SSD向けの規格ーNVMeやPCI-Explessがありますが・・・
このようなモノだと10GB/秒もありますね・・・
と、私もかなり脱線したこと書いてますが
SSDにすれば
・ゲームは送られてくるデータに誤りがない
・データの送受信のタイムラグが規定範囲内
であれば、問題なく動作するという事です。
HDDで遅い遅いと思っている皆さん、この際自前で交換してみては??
たいていの機種はドライバ2本くらいで交換できますよ^^