アマノジャクでへそ曲がりな自分は今回のお題をどう料理しようか?
「つゆとたれ」「つゆとしる」の違いについて検索してみました。
◇「つゆ」と「たれ」の違い
漢字にするとつゆ(汁)・たれ(垂れ)となります。
【つゆ】→液汁。しる。水気/吸物のしる/煮汁/つけ汁 ようするに『汁』
【たれ】→垂れること。また、そのもの/焼き物の調味用の濃い汁
ようするに『垂れる』。
つまりぶら下がるもので、「焼き物の調味用の濃い汁」も元々粘性があって「垂れる」ことから
『たれ』であり、通常の蕎麦つゆならば焼き物の調味用でないことを除いても、「たれ」というの
は正確ではないですね。
◇「つゆ」と「しる」
漢字にすると・・・「つゆ(汁)しる(汁)」 一緒じゃん!!
ということで調べてみると・・・
「汁(しる)」・・・英語で言えばジュース 液体の意味が濃い
「汁(つゆ)」・・・英語で言えばスープ 料理の一種類としての名称
ほー?、そういった方面からの違いか
別の検索では
「汁-しる」
(1)物の内部にある液体。物からしみ出た液、または、しぼり取った液にもいう。
「リンゴの―」
(2)吸い物・味噌汁など、調理した汁物。つゆ。
「―の実」
(3)料理のもととなる液状のもの。出し汁。
(4)(「うまい汁を吸う」の形で)他人の力で得た利益・もうけ。
「汁-つゆ」
(1)しる。水け。
(2)吸い物のしる。また、吸い物。
「お―を吸う」
(3)蕎麦(そば)・素麺(そうめん)などをつけるしる。つけ汁。
こんな感じだそうです♪
今回の「つゆ」と「たれ」と「汁」。
中でも「たれ」は、麺類の場合には「つゆ」という言葉を使われているということですが、その料理を考えてみるとなんとなく、うどんで言うと「つゆ」が「ざるうどん」、「たれ」が「ぶっかけうどん」、「汁」が「汁うどん」。ラーメンでも「つけ麺」、「油そば」、「ラーメン」。ですが、パスタだと、「たれ」で「ミートソース」、汁で「スープパスタ」と、「つゆ」というと、日本の料理以外は少なく感じてしまうのは私だけでしょうか。
日本の料理の独自さと同時に、またその言葉の使い方の難しさも感じてしまいました。