レインドロップケーキ
水信玄餅は、山梨県白州町にある金精軒が作る和菓子だ。「南アルプス天然水」の採水地にもなっている地元のおいしい水を寒天で固めたもので、きなこと黒蜜をかけて食べる。繊細で型崩れするためその場で食べる商品となっており、持ち帰りはできない。さらに期間限定(今年は6~9月)で土日しか販売されないことから、長い行列が出来る人気のスイーツだ。
この水信玄餅に目を付けたのが、ニューヨークのデジタル・マーケティング会社で働くダレン・ウォン氏だ。「シンプルな材料を使い、魅力的な見せ方をする日本料理が大好き」というウォン氏は、初めて水信玄餅を見た時、目を奪われたという。そして、このスタイルの違うデザートを、ぜひ西洋に紹介したいと考えたということだ(米ABC)。